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肌の仕組み

様々な原因が絡みあっておこる肌トラブル

通常、肌の新陳代謝によって、古い細胞は新しい細胞に徐々に押し上げられ、表面に近づいていきます。 この古い細胞が最後に角質から垢となって剥がれ落ちます。

細胞が生まれて剥がれ落ちるまでのサイクル（ターンオーバーと呼ばれています。）は、２０代では約２８日といわれています。

ところがストレスや加齢、紫外線を長年にわたって浴びていると、この再生する力が衰えていき、肌荒れ・かさつき・シミ・シワ・くすみなど様々な肌トラブルが生じるのです。

つまり、表皮の新陳代謝が悪くなって、老化した角質がいつまでも剥がれずに残り徐々に厚くなって、毛穴を詰まらせてしまいます。
また老化した角質が厚くなることで、皮脂の分泌する腺がふさがれることにより、ニキビが発生しやすくなります。

老化した角質がお肌に残っていると、美容液やローションなどからの「栄養補給」が十分に行き届きにくくなるともいわれています。
厚くなった古い角質を取り除き、お肌の新陳代謝を活性化させ、本来のキメの細かい弾力のある、みずみずしいお肌を取り戻させるのが、ピーリングです。

最近話題になっている「大人ニキビ」の改善にも、ピーリングは有効であるといわれています。

大人ニキビは、10代の頃のホルモン分泌が盛んになることによる皮脂分泌量の多さが原因となってできるニキビとは違い、様々な原因が重なって起こる症状だといわれています。
大人ニキビの症状が出やすい部位として、顔やフェイスラインが多いようです。

大人ニキビは「こういった特徴の人がなりやすい」と一概にはいえませんが、年齢的な要因も重なり、「脂っぽいけれど、部分的に乾燥している」肌の人がほとんどのようです。

外面的な肌の油分というよりはむしろ、身体内面のホルモンバランスなどが影響しているので、「ホルモンバランスを崩すようなストレスを受けやすい環境にいる人」というのがニキビのできやすい人といえるのかもしれません。

大人ニキビの原因としては、ストレスや不規則な生活による角質が厚くなる事、加齢に伴う乾燥、女性では生理前のホルモンバランスの乱れやメイクの落とし忘れなどによる毛穴詰まりなど、様々な原因が絡みあっていることが多いのです。

このような肌トラブルと共通な原因がある「大人ニキビ」にもピーリングが有効であるといわれています。

>> ピーリングの効用